いよいよ2023年度も押し迫ってきましたね。2024年は公演の年です。良い演奏会を開催できるよう頑張りましょう!本日の練習参加者はSop10名、Alt6名、Ten5名、Bass6名の合計27名でした。
〈メサイア第47回練習〉
【第1部】より
1.No.21 His yoke is easy, and his burthen is light (p86)
ゆっくりと音と言葉の確認をしました。
・His yokeのHisの s はすぐに発音してyokeに勢いを付けます。yokeは「ヨーク」ではなく「ヨウク」と二重母音をはっきりと。
・楽譜上のダイナミック、fとpの差をはっきり出しましょう。
・Tenの9小節4拍目の「ラ」の音、音程注意。
・Bassの23小節4拍目「ミ♭」の音、高いので音程注意!
・Bassの33小節4拍目の「シ♭」の音が難しい。
・Bassの43小節4拍目の「ミ♭」の音、音程注意。
・語尾のtはしっかり強調する。
付点の付くメリスマは不安定になりがちですが、おなかの下に重心を下げて(丹田)支えを作り、身体を揺らさないようにして歌ってください。語尾のtの練習をしました。
【第2部】より
2.No.37 The Lord gave the word (p146)
・The Lordは「ザロード」ではなく「ダロード」です。
・「The Lord gave the word」は預言者のような威厳をこめて
・gabe the word ここはgabeで一度切って、the wordと歌う。
・greatとpreachersは思いっきり巻き舌をお願いします。
・16分音符と8分音符、付点音符が混在し、それが各パートごとに違うときているので、縦がずれないように気を付けましょう。
※この曲は、アルトソロのNo.36 「あなたは高い天に上り」と共に、【キリストの昇天】と【聖霊の降臨により教会が成立する】という二つの大切な主題を持っており、新しい時代の始まりを示しています。教義的にも大変重要な場所です。明るく輝かしい響きが求められます。
3.No.39 Their sound is gone out (p151)
・gone outは、「ゴナウト」とリエゾンします。out「アウト」のtは、次の休符で発音。lands「ランズ」のsも次の休符で発音しますが、音が繋がっているところは四分音符の裏拍で s を言いましょう。
・13小節のand their words unto the ends of the world. ですが、「アンゼァワーザントゥズィエーンゾブダワールド」赤色の発音をはっきりと。特に最後の「ルド」は大切です。
・25 小節目のis gone out inは「イズ ゴーナウト イン」です。
・ルドなどの語尾の発音をしっかりと。
【第3部】より
4.No.53 Worthy is the lamb that was slain (p217)
最初のWorthyは「ワーズィ」でwasは「ウォズ」です。7小節目からのandのd「ド」の発音をしっかり有声でお願いします。p219の24小節からはさらに難しく、Blessing and honour,glory,and power,be unto~ のところ、and honourは「アンドーナー」でまだいいですが、and powerが「アンドパワー」と早口になり、慣れておく必要があります。次のand unto「アンドアントゥ」もよろしく。出だしのバスは低いポジションで。
拍の裏側の音が大きくならないように(powerなど)。縦をリズムを意識して。
【次回練習内容予定】2023.12.21 アイセル大音楽室
※次回のご指導は田川先生になります。
【第1部】より
①No.4 And the glory of the Lord (p11)
【第2部】より
②No.39 Their sound is gone out (p151)
③No.41 Let us break their bonds asunder (p161)
【第3部】より
④Since by man came death (p186)