本日の練習参加者はSop11名、Alt9名、Ten5名、Bass7名の合計32名でした。
~仲戸川代表より~
今回の本番は3月30日、イースターの前日の土曜日、ブラックサタデーです。
この日は、唯一イエス・キリストが存在しない日として喪に服する日であるため、ブラックサタデーと名付けられました。
教会では復活徹夜祭と呼ばれるミサを夜通しおこないます。
復活徹夜祭はイースターホリデーの最大のイベントとなる祭儀で、キリスト教ではクリスマスよりも重視されます。
この祭りのシンボルとなるのが、イエス・キリストをあらわす「光」であるろうそくの火で、光の祭儀とも呼ばれています。
来年のイースターサンデー「復活祭」は、3月31日。
イエス・キリストが十字架にかけられ処刑された日から、3日目に復活したことを記念に祝い、追憶する日です。英語ではイースター(Easter)。キリスト教において、生命の復活と繁栄を祝う、春の最も重要な行事とされています。
〈メサイア第44回練習曲〉
メサイアの合唱曲のナンバーを復習していってます。不得意な場所が無くなるよう、細かく丁寧に練習します。(写真はザクロ)
【第1部】より
◆No.4 And the glory of the Lord (p11)
以前説明したAnd the glory 「アンド ダグ ローリ」が、に注意しましょう。揃ったときにはgl「グロ」が本当に良く聞こえます。
38小節、57小節、73小節の和音を伸ばすところは、良く響かせてエコーのようにdim.してください。ハモリに注意!曲の最後135小節Adagio、hath spoken it「ハス スポウケン イト」の「ウ」のタイミングを合図しますので、ここは指揮者を見てください。
◆No.7 And he shall purify (p35)
曲頭から出てくるAndの「ド」を発音するのにちょっと苦労します。「ド」はどの場所も必ず発音するようにしてください。23小節、offeringは「オッフェリング」righteousnessは「ライチャスネス」41小節から51小節までアンサンブルが難しいので注意してください。
【第2部】より
◆No.22 Behold the Lamb of God (p91)
Beholdの音のオクターブの跳躍のところ、最初の低い音を良く鳴らすように。跳躍したholdの高い音は良く支えてすっぽ抜けないように気を付ける。
付点音符のリズムを強調しすぎないように。
◆No.24 Surely he hath borne our griefs (p98)
Surelyは「ショァリー」と発音。この曲に歌われる『まことに彼は(キリストは)私たちの病を負い私たちの痛みをになった』イザヤ53章4節は、とても有名な聖句で、キリストの生まれるずっと以前に書かれた旧約聖書のものです。イザヤ53章には他にもキリストの受難について赤裸々に預言されています。お時間のある方は読んでみてください。
【第3部】より
◆No.46 Since by man came death (p186)
最初のGraveはpでハモらせるのは至難の業ですがだいぶ良くなってきました。6小節目のAltとTen、22小節のSopとTenは仲良く!
23小節からのAllegroの個所のeven so in Christは「ソーイン」ではなく「ソゥイン」と発音します。その際、4拍目を強調しないように。すなわちin「イン」を強調しない。Christの方が大切な言葉です。Bassの28小節~31小節はエネルギッシュに!
◆No.25 And with his stripes we are healed (p102)
最初のAnd with his stripesの4つの音は十字架の音型です。ムチで打たれたキリストの傷を短めの音で決然と表現した後、we are healed(私たちは癒されました)はレガートで歌います。stripes「ストライプス」の「プス」を破裂音でしっかり発音してください。
【次回練習内容予定】2023.11.2(木)アイセルホール(1F)
【第1部】より
①No.9 O thou that tellest good tidings to Zion (p41)
②No.12 For unto us a child is born (p55)
【第2部】より
③No.26 All we like sheep have gone astray (p106)
④No.28 He trusted in God (p115)
【第3部】より
⑤No.51 But thanks be to God (p199)