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  • shizuokaverdi
  • 2023年1月3日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年6月24日


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静岡ヴェルデイ合唱団の皆様!

2023年明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いします。


さらに重大なことをわれらは歌う。確かに偉大なのは、この信仰の奥義である。

『キリストは肉において現れ、霊において義とせられ、御使い達に見られ、諸国民の間に伝えられ、世界の中で信じられ、栄光のうちに天に上げられた』

キリストのうちには、知恵と知識の宝が、いっさい隠されている。


上記は、メサイアの台本を担当したジェネンズが、1742年4月ダブリンにおける「メサイア」初演の際、台本の序文として書かれたものです。

「大いなる神を讃美しつつ神の光の中を歩む」といった演奏を目指して今年も頑張りましょう。


12月15日の練習参加者はSop7名、Alt9名、Ten4名、Bass4名の合計24名でした。


〈メサイア第24回練習曲〉

【第1部】より

◆No.7 And he shall purify(p35)

 最初のAnd he の発音は「アンド ヒー」の「ヒー」が薄くなりがちなので、口を縦に開けてheと発音してください。「へー」としたら丁度いいかもしれません。

purify「清められる」はレガートで。

シンコペーションによって、強拍のアクセントの位置が変わることを意識して歌いましょう。(例:Tenの13小節アウフタクトから14小節にかけて)

Altの皆さん、38小節目のandは、レの音。40小節目のandは、ドの音です。注意!

この曲のダイナミックですが、1小節~19小節までp(ピアノ)で、20小節がcresc. 21小節から25小節の1拍目までがf(フォルテ)です。同じく、25小節の2拍目~50小節までp(ピアノ)、51小節がcresc. 52小節~最後までf(フォルテ)です。


【第2部より】

◆No.22 Behold the Lamb of God(p91)

 メサイアの第2部の最初の曲です。この曲は1部と違い、悲痛で荘重な響きの合唱によって始まります。この曲によって事態は一変し、イエスの受難が重苦しく人々に迫り、人は自分の罪の重さを認識させられます。洗礼者ヨハネ(キリストに洗礼を授けた人)は「見よ、世の罪を取り除く神の子羊」のあと、「私のあとから一人の人が来られる。その方は私より偉大で私より先に存在していた方である。」と言って、イエスが来るべき救い主(メシア)であることを告げています。

 最初、Ten以外はオクターブの音の跳躍から始まりますが、下半身の充分な支えが出来ていないと音がすっぽ抜けてしまいます。低い音と高い音が繋がるように歌ってください。


◆No.24 Surely he hath borne our griefs(p98)

 まず、12小節~19小節のハモりの練習をしました。音の出は、pでも硬質ではっきり出るようにしてください。14小節のBassのファ♯の音が低いです。響き(ポジション)を落としすぎないように明るめに取ってください。16小節のTenの4拍目の「he」は強拍になりますが、すぐに他のパートと同じpに戻します。全体のcresc.は18小節からです。


【第3部より】

◆No.51 But thanks be to God(p199)

 最初のButのtと、thanksのsの発音をハッキリお願いします。各パートの音取りの確認をしました。4声が合わさってハーモニーが生まれるところは良くハモるようにしてください。be to Godの発音は、ブツブツ切れがちです。レガートで「ビ~トゥ~ゴッド」とつなげて歌います。

各パートは、フレーズの終わりが乱暴にならないよう注意してください。力を抜いて歌い終わるのは非常に難しいですが、チャレンジです。

32小節から36小節の音が(特にTen) 難しいので音取り確認してください。


【次回練習内容予定】2023年1月5日アイセル大音楽室18:30~20:45

【第1部】より

①No.9 O thou that tellest good tidings to Zion(p41)

【第2部より】

②No.25 And with his stripes we are healed(p102)

【第3部より】

③No.53 Worthy is the lamb that was slain(p217)


 
 
  • shizuokaverdi
  • 2022年12月3日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年6月24日

 今日はSopの入団者がありました。嬉しいですね。静ヴェルは、音取りを1部2部3部と、ひと通り終えて現在1回目の折り返し地点に立っています。メンバーも増え、メサイア公演に向けて徐々に気運も高まってきているように感じます。

 本日の練習参加者はSop10名、Alt8名、Ten4名、Bass5名の合計25名でした。

 来年3月12日に再び静ヴェル公開集中練習を計画しています。それまでにもっとうまくなって新しい方々を迎えたいと思います。


〈メサイア第23回練習曲〉

【第1部】より

◆No.4 And the Glory of the Lord(p11)

 第1部からNo.4の復習をやりました。36小節~37小節は「ヘミオラ」です。2小節が大きな3拍子に聴こえるのが面白いですね。

 And the gloryのglの歌う位置を確認してください。gloryはoryを拍頭に持ってきます。子音のglはその前に言いますが、音の高さは次の小節oryの高さで歌ってください。

 3拍子のリズムである強→弱→弱に乗せて歌うこと。ほとんどが強拍のところに重要な言葉が来ています。

 104小節のBassの最初の音がいつも取りにくそうです。102小節のAltの音と同じです。

 最後のspokenは「スポウケン」と発音します。それからand の「」の発音をお忘れなく!


◆No.21 His yoke is easy, and his burthen is light(p86)

 この曲は前回もやりましたが、難しいのでもう一度練習しました。

his yokeとis lightのhis、isですが、すぐにsを言ってyoke、lightに勢いを付けます。付点のあるメリスマの歌い方に注意してください。is lightは「イズ ライツ」と発音します。メサイアの中ではとても難しい部類の曲なので繰り返し練習が必要と感じます。2回にわたって音取りをしてきたので、各パート音の迷いは無くなってきたように思います。


【第2部より】

◆No.41 Let us break their bonds asunder(p161)

 この曲の歌い方のコツは、例えばLet us break their bonds asunder, let us, let us break の赤い文字のところ以外(裏拍)は抜いて歌うということです。こうするとどんなに速いテンポでも歌えます。sunder とfrom usのder, usは弱拍なので軽く抜いてください。

and cast awayの「」の発音をお忘れなく。


◆No.22 Behold the Lamb of God(p91)

 音をブツブツ切らないように、途切れない息を声帯に送り続けてください。リズムはオーケストラが刻みますので、皆さんはレガートで歌います。

 最初のBeholdは「ビホウルド」と発音。「ウ」が重要です。

 16分音符か8分音符かを選ぶ箇所をもう一度確認しました。はっきり決まっていますので、迷わないように楽譜にしっかり記入しておきましょう。

 worldの語尾の「ルド」をしっかり発音!

 Ten⇒23小節~27小節まで音があやしいです。要注意!

 28小節の1拍目と2拍目の間はノンブレスです。


【第3部より】

◆No.51 But thanks be to God(p199)

この曲は、次回もう一度じっくりやります。


【次回練習内容予定】2022年12月15日アイセル大音楽室18:30~20:45

【第1部】より

①No.7 And he shall purify(p35)

【第2部より】

②No.22 Behold the Lamb of God(p91)復習

③No.24 Surely he hath borne our griefs(p98)

【第3部より】

④No.51 But thanks be to God(p199)復習


(写真は、ちょっと前ですが、11月9日の河口湖の紅葉です。)


 
 
  • shizuokaverdi
  • 2022年11月24日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年6月24日

 本日はちょっと少なめの参加者(別団体のオケ合わせ)でしたが、前回の公開練習で参加された方3人が入団ということで、フレッシュな雰囲気の練習になりました。

練習参加者はSop7名、Alt8名、Ten4名、Bass3名の合計22名でした。


〈メサイア第22回練習曲〉

【第1部】より

◆No.17 Glory to God(p68)

 Glory to Godの最初のglはNo.4と同じく前の拍の裏に子音のgl(グロ)を出します。Good willのwillは「ういるぅ」とUの母音を言わないように。l(エル)は舌を軽く上の歯の裏に付けるだけです。歌詞で、good will towards menのtowardに楽譜に無いsを付ける事にしましたので楽譜に記入をお願いします。⇒【good toward(s) men】

5小節男声、and peace on earthはリエゾンしてアンドピースオーナース。18小節からのgood willはgoodの八分音符分のところで無声音で「ット」と発音しましょう。

救世主の誕生を知らせに来た天使たちの合唱です。出来るだけ軽やかにキラキラと歌います。

◆No.21 His yoke is easy, and his burthen is light(p86)

ー注意点ー

・His yokeのHisの s はすぐに発音してyokeに勢いを付けます。紙飛行機を飛ばす時に手首で勢いを付けるように。yokeは「ヨーク」ではなく「ヨウク」と二重母音をはっきりと。

・楽譜上のダイナミック、fとpの差をはっきり出しましょう。

・Tenの9小節4拍目の「ラ」の音、音程注意。

・Bassの23小節4拍目「ミ♭」の音、高いので音程注意!

・Bassの33小節4拍目の「シ♭」の音が難しい。

・Bassの43小節4拍目の「ミ♭」の音、音程注意。

付点の付くメリスマは不安定になりがちですが、おなかの下に重心を下げて(丹田)支えを作り、身体を揺らさないようにして歌ってください。


【第2部より】

◆No.41 Let us break their bonds asunder(p161)

 この曲のホームページのコードパーフェクト(音取り音源)のテンポはとても遅いので、あまり参考にしすぎないようにしてください。でも、子音の位置を確かめるにはとても有効です。家で練習するときは音取り音源のプロの歌手と歌いながら、子音も一緒に発音してみてください。(ほかの曲も同様)


【第3部より】

◆No.51 But thanks be to God(p199)

 最初から各パートの音取りの復習をしました。4声が合わさってハーモニーが生まれるところは良くハモるようにしてください。be to Godの発音は、ブツブツ切れがちです。レガートで「ビ~トゥ~ゴッド」とつなげて歌います。

 各パートは、フレーズの終わりが乱暴にならないよう注意してください。歌い終わりに力を抜いて歌うのは非常に難しいですが、チャレンジです。


【次回練習内容予定】2022年12月1日アイセル大音楽室18:30~20:45

【第1部】より

①No.4And the Glory of the Lord(p11)

②No.21 His yoke is easy, and his burthen is light(p86)復習

【第2部より】

③No.41 Let us break their bonds asunder(p161)復習

④No.22 Behold the Lamb of God(p91)

【第3部より】

⑤No.51 But thanks be to God(p199)復習

 
 
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