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2025.8.21練習ノート

  • shizuokaverdi
  • 8月29日
  • 読了時間: 3分

更新日:9月1日


ザルツブルク:聖ペテロ教会
ザルツブルク:聖ペテロ教会

 8月21日の練習参加者は、Sop11名、Alt12名、Ten6名、Bass4名の合計33名でした。


~モーツァルト探訪その25

 モーツァルトはコンスタンツェと結婚出来て幸福そのものでした。挙式の翌日には、とうとう根負けした父のレオポルトからの同意の手紙も届きます。新婚生活の中で、モーツァルトは以前にもまして作曲と演奏活動に精を出し、ウィーンでの彼の評判は着実に上がっていきました。結婚の翌年6月には長男が誕生。モーツァルト夫婦はこの生まれたばかりの子供を乳母のもとに預け、コンスタンツェを連れて故郷のザルツブルクに出かけていきます。妻を父と姉に紹介し、気まずくなった家族関係を何とか修復しようと思っての帰郷でした。しかし、コンスタンツェはレオポルトとナンネルからはあまり温かく迎えられなかったようです。ザルツブルクでは新作のミサ曲ハ短調が演奏されます。Sopソリストは妻のコンスタンツェが歌いました。常に日記を細かく書き留めていた姉のナンネルですが、その日の日記は、「弟が、新作のミサを聖ペテロ教会で演奏した」の一行だったそうです。

4ヵ月ぶりにウィーンに戻ったモーツァルト夫妻は、生まれたばかりの息子が腸閉塞で3か月も前に亡くなったことを知らされます。わずか2ヵ月の短い命でした。


《モツレク第32回練習内容》

1.Missa brevis KV49「Kyrie」p3~

☆音楽練習

・縦を合わせる練習。特に最初の歌い出しは同時になるよう気を付ける。

・スクランブルで歌うと、通常の並びよりも響いていました。

・ピアノpの場所でも響きを失わない。


2.Requiem KV626「Lacrimosa」p42~

☆24小節~30小節中心に。

・24小節~30小節の和音進行に注意する。

・11小節~13小節のBassの4拍目は切らずにcresc.する。(他のパートと違う動き)

・最後のアーメンは、4拍目を3つに振ります。その時cresc.すること。


3.Requiem KV626「Offertorium」p43~

☆女声前列、男声後列で歌ってみました。

・44小節からの、Quam olim AbrahaeのAbrahaeの「A」の母音が薄いです。

・曲最後の75小節~78小節は、フォルテfです。(mpのように聴こえる)


4.Kanon"Ave Maria"

☆各パート旋律を確認し、ホールの四方に離れて歌ってみました。

カノンとは、複数のパートが同じ旋律を異なるタイミングで追いかけるように演奏する作曲様式です。(日本語では「輪唱」と訳される)自分のパートの音をしっかり把握することも大切ですが、他のパートの動きを感じながら楽しめるようになれるといいです。


5.Ave verum corpus KV618

☆スクランブルで歌ってみました。

・最初の4小節はノンブレス。

・27小節の「fluxit et」は「フルークスィートエート」と母音を伸ばして。


【次回練習内容予定】2025年9月4日 アイセル3F大音楽室

※小屋敷先生はご都合でいらっしゃれないので、代わりに村上達哉先生のご指導です。

①Sanctus

②Agnus Dei

③Ave verum corpus KV618




 
 
 

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