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2025.11.6練習ノート

  • shizuokaverdi
  • 2025年11月10日
  • 読了時間: 4分

更新日:2025年11月11日


ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)
ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)

 再びアイセル1Fホールで練習でした。本日は場所を変えてピアノを背にし、舞台から客席に向かってホールで歌っているような感覚で歌ってみました。

11月6日の練習参加者は、Sop10名、Alt12名、Ten6名、Bass6名の合計34名でした。


~モーツァルト探訪その29

 1785年の2月のレオポルト・モーツァルトのナンネル宛ての手紙には、ハイドンとの交友の一場面も伝えてくれています。合計6曲になる弦楽四重奏曲「ハイドンセット」は、モーツァルトが精魂込めて書き上げ、敬愛するハイドンに捧げたのでした。いずれも充実しきった素晴らしい作品ばかりで、24歳年少のモーツァルトと共にこれらの曲を演奏しながら、ハイドンはどれほど深い感銘を受けたことでしょうか。

このレオポルトのウィーン訪問で、父と子の長年のしこりはだいぶとけたようでした。

 息子に勧められ、当時ウィーンで流行していたフリーメイソンに入会したのも、父と子の歩み寄りの結果でしょう。モーツァルトが入会していたこの秘密結社には、ハイドンの名もありました。フリーメイソンの掲げる「自由・平等・博愛」という理念に共鳴したのでしょうか?それとも神秘的な儀式に心ひかれたのでしょうか?いずれにせよ、モーツァルトはこの謎に包まれた秘密結社のために、いくつもの音楽を作曲することになります。

2か月余りのウィーン滞在ののち、父レオポルトは満足してザルツブルクに帰っていきます。しかし、これが父と息子の最後の別れになりました。


《モツレク第36回練習内容》

1.Missa brevis KV49(全曲)

☆通し稽古

・フレーズの歌い始めは、きつくぶつけるのではなく、柔らかく。

・全体にト長調の明るい響きを意識する。

・曲やテンポが変わる時に、アンサンブルが乱れます。原因は、次の音楽が頭の中に鳴っていないから。

・気を付けないと、音をブツブツ切れてしまう。常に音符をたっぷり鳴らす。

・Credoの音楽がもう一つ体に入っていない感じがします。拍子の変わり目などに注意してください。

・p34は、前のAdagioからAllegroの3拍子に変わります。ここでいつもアンサンブルが乱れてしまいます。


2.Requiem KV626「Introitus」p3~

☆音楽練習

・8小節の男声の歌い出しは深く地の底から響いてくるような音色で。

・15小節~16小節の「et lux per」は強烈なアクセントを付ける。

・17小節のluceatは拍内で「 t 」。

・19小節の「is」は2拍目で「s」。

・32小節の「et」は拍内で切る。

・33小節のBassとAltの出は、TenとSopは手伝う。

・43小節~44小節の「et lux per」はアクセントを付ける。

・45小節の4拍目はcresc.46小節の1拍目はdim.

・47小節はノンブレス。

・48小節はrit.最後の「is」は指揮で合わせる。


3.Requiem KV626「Kyrie」p8~

☆音楽練習

・最初のBassとAltのKyrieは、TenとSopも歌う。

・各パートの十字架のテーマは四分音符を短く。

・Altの18小節「eleison、eleison」は目立たせて。

・曲最後のAdagioは8つ振り。良く指揮を見て合わせる。


4.Requiem KV626「Dies irae」p14~

☆音楽練習

・16小節~17小節、1拍目と3拍目に強烈なアクセントを付ける。

・31小節~36小節まで、合唱の音がホールを包むように歌います。何度も練習しましたが、なかなかハーモニーと響きがまとまらないです。

・37小節~40小節、すべての音符に強烈なアクセント。

・Bass41小節3拍目は、f フォルテで入るが、Tenも手伝う。

・42小節頭はpにしてcresc.する。

・42小節からのdies irae、dies illaは、cresc.ーdim.する。


【次回練習内容予定】2025年11月20日 アイセル3F大音楽室

①Missa brevis KV49通し稽古(2回目)

②Requiem KV626「Dies irae」p14~(31小節~36小節の練習)

Requiem KV626「Rex tremende」p24~

④Requiem KV626「confutatis」p35~


※練習中、ホールにモーツァルトの姿が浮かび上がるような演奏にしたいと言いましたが、1980年10月6日に昭和女子大学人見記念講堂で聴いたカール・ベームとウィーン・フィルのベートーヴェン第2&第7交響曲はまさにそのようなものでした。伝統の深さと重みが迫ってくるような音楽。ベートーヴェンの姿とそれを支えてきた名演奏家達が一堂に集まっているような雰囲気。ウィーン・フィルのメンバーは100名前後だったと思いますが、そんなものではないものすごい数の人々を目の当たりにしているようで圧倒的でした。

 終演後、何度も呼び戻されるカール・ベームさんと握手できたことは幸せな思い出です。

1枚目:私に「手を差し出せ」と言っているベームさん。(この直後に握手)

2枚目:19歳の私

3枚目:日本のファンに最後のお別れをするベームさん(この1年後にベームさんは亡くなりました)


 
 
 

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