2025.5.15練習ノート
- shizuokaverdi
- 5月19日
- 読了時間: 3分

5月15日の練習参加者は、Sop11名、Alt9名、Ten8名、Bass6名の合計34名でした。通常練習平均40名参加を目指しましょう。
次回は5/31~6/1の「強化練習」です。両日とも10時に練習開始(集合9:30)。場所は清水文化センターマリナート1Fリハーサル室です。初日は練習後に懇親会も予定されています。アンコール曲はアヴェ・ヴェルム・コルプスに決定しました。楽譜を持っている方はご用意ください。(持ってない方は当日もらえます)
~モーツァルト探訪その19~
父レオポルトからの改心を促す手紙を読んで、モーツァルトは失望します。『いただいた手紙のどの一行からも、僕のお父さんを見出すことは出来ません。自らの名誉と息子の名誉を重んずるあの優しいお父さん、限りなく愛にあふれたお父さんを見出すことは出来ません!』父レオポルトは、この後もなお「よき父」を取り戻そうと弁明と説得に努めましたが、結局すべては無駄に終わりました。時代から一歩も抜け出せない旧世代のレオポルトにとって、音楽家は王侯や貴族の雇人でしかなく、息子の音楽家としての独り立ちを全く理解することができなかったのです。
コロレド大司教から仲介役を任されていたアルコ伯爵は、このモーツァルトの決然たる態度に非常に腹を立て、彼を戸口に追い払い、尻に足蹴を喰わせます。怒りに震えるモーツァルトは、父親がなんと言おうと、もうザルツブルクに戻る気など全くありませんでした。
《モツレク第26回練習内容》
1.Missa Brevis KV49「Agnus Dei」(P32~p35)
☆復習。特に音程チェック。
・フォルテ(豊かな響き)とピアノ(緊張感を持つ)の差を意識する。
・音と音は粘りを持ってつなげる。
・19b小節のBassの「ミ-ファ♯ファソ-ソ♯」の音程注意。
・p34からのAllegroへの音楽の転換に乗って行けるように。特にBassパートは他のパートに比べて難しいのでしっかり練習すること。
・「Agnus Dei」は、このミサの終曲なので、安定した演奏が出来るようにする。
2.Requiem 「Introitus・Kyrie」(p3~p13)
☆前回に引き続き再復習
・先にp8から練習しました。各パートが受け持つ十字架のテーマは鋭く切ってください。
・フーガの、各パートのテンポとリズム、音程を注意して練習しました。
・速いテンポと遅いテンポで練習しましたが、本番のテンポは速い方です。
・Introitusは出来ませんでしたが、次回の集中練習でやります。
3.Requiem 「Diesirae」(p14~p21)
☆細かい練習
・全体的に音がブツブツ切れる傾向です。音を聴きたいので母音を引き延ばす。
・「a」や「e」の母音が、横に開いてしまう傾向がある。口先に意識を持ってくる。
・10小節のQuanは、拍頭に「a」の母音が来るように。
・16小節~17小節のアクセントは強烈に。
・31小節~40小節は合唱のcresc.~dim.を強調する。
4.モーツァルトのカノン「Ave Maria」
☆歌ってみました。
・パートが重なってくると混乱してしまうところが出てきます。
・下の動画は女声4声ですが、参考にしてみてください。
【次回練習内容予定】2025年5月30日~6月1日 清水文化センターマリナート1Fリハーサル室
(以下の楽譜をご用意ください)
①Missa brevis KV49
②Requiem KV626
③Ave verum corpus KV618
④Kanon"Ave Maria"
⇩「強化練習のお知らせ」と「懇親会会場案内」
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