2025.2.20練習ノート
- shizuokaverdi
- 2月27日
- 読了時間: 2分

2/20の練習参加者は、Sop11名、Alt11名、Ten7名、Bass6名の合計35名でした。
練習平均参加者が40名ほどになると音楽を作りやすくなります。あと5名!
~モーツァルト探訪その13~
コロレド大司教の下で働くザルツブルク生活は、モーツァルトにとって本当に不満と忍耐の日々でした。刺激の乏しい田舎町。そりの合わないコロレド大司教。尊大な貴族たち。何より聴く耳を持たない人々のために作曲し、演奏しなくてはならないのは耐え難いことだったようです。モーツァルトは手紙の中で言っています。「ザルツブルクでは、椅子やテーブルに聴かせているようなものです!」
にもかかわらず、この時期に書かれた作品の充実ぶりには目を見張るものがあります。『戴冠ミサ』k.317、『ヴェスペレ』k.339、3曲の交響曲、『ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲』k.364、姉のナンネルと共演したであろう『二台のピアノのための協奏曲』k.365、『ポストホルンセレナード』k.320、『ディヴェルティメントニ長調』k.334など、なんと贅沢なバックグラウンド・ミュージックだったことでしょうか!
《モツレク第20回練習内容》
1.Missa Brevis KV49「Sanctus」(p27~p29)
☆前回の復習をしました。
・前回の注意を思い出しながら全体を通しました。
・p27の宿題の個所を選抜メンバーで歌ってもらいました。少人数で歌うとまた違う世界が広がり楽しいです。
・p29からは3拍子から4拍子になります。テンポの移り変わりに慣れてください。
・hosannaの1つ目の「n」のタイミングに注意。
・34小節と36小節のAltとTenのシンコペーションを合わせる。
・p30~Benedictusの最後(p31の2段目~)にも合唱がありますのでお忘れなく。Sanctusの終わりと同じものです。
2.Missa Brevis KV49「Agnus Dei」(p32~p35)
☆復習しました。
・Agnusは、「アニョス」と発音。「u」は深く発音してください。
・fとpのダイナミックの差をはっきり出す。
・25小節からのAllegroはひとつ振りです。
・Sopの43小節「ラシドレミラ」の「ラ」の音に注意。
・p34~p35を宿題にします。
3.Requiem 「Domine Jesu」(p43~p50)
☆21小節から練習しました。
・早いパッセージは慌てずに冷静に。
・どのパートが主役かいつも意識する。
【次回練習内容予定】2025年3月6日 アイセル3F大音楽室
①Missa Brevis KV49「Agnus Dei」(復習と宿題p34~p35選抜メンバーで)
②Requiem 「Hostias」(p51~p57)
③Missa Brevis KV49「Kyrie」(p3~p5)(復習)
④アンコール曲(新)
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