2025.1.5練習ノート
- shizuokaverdi
- 1月20日
- 読了時間: 3分

静ヴェルの皆さん、あけましておめでとうございます!
今年は巳年ですね。蛇のように脱皮して生まれ変われる年になれますでしょうか?!
1/5の練習参加者は、Sop11名、Alt11名、Ten5名、Bass5名の合計32名でした。
2025年は通常練習参加者40名を目指そう!
~モーツァルト探訪その10~
モーツァルトの最初の主な収入源は個人レッスンによるものでした。
ウィーンに来てからほどなくして、コンスタンツェ・ヴェーバーと結婚するのですが、その頃からモーツァルトは経済的な問題を抱えるようになります。その原因は謎が多いままですが、モーツァルトには金銭を管理するという能力に欠けており、さらに妻のコンスタンツェの方にもそれを助ける力がなかったようです。このころからモーツァルトはいろいろな人に借金をしながら生活するようになります。
実際にウィーンを訪れた父のレオポルトはモーツァルトの豪華な住居に驚いたとの事ですので、支出が多かったことは想像に難くないでしょう。
モーツァルトはウィーンに来てから精力的にオペラの作曲をするようになり、次第に名声を高めていきました。でも、モーツァルトの収入源の大部分はレッスン代と楽譜の出版によるものだったので、モーツァルトは出版目的の仕事を次々と引き受けていきます。
モーツァルトはフリーランスとしてしばらく活動を続けていますが、やはりウィーンの宮廷の中心で働くことを夢見ていたようです。後にモーツァルトはウィーンの宮廷作曲家としていくらかの定給を受けるようにもなりますが、これは舞踏会での音楽の作曲が目的であり、決して宮廷楽長のような地位の高いものではありませんでした。それでもモーツァルトは喜んでこれを引き受けています。
しかしモーツァルトの経済的な問題はその程度で解決する事はありませんでした。
《モツレク第17回練習内容》
1.KV49 Credo(p14~p26)
☆全体を復習しました。
・ラテン語が引っ掛からず、スラスラとリズム読み出来る様に。
・191小節の「re-sur-rec-ti-o-nem」の読みは少し良くなっていました。
・AllegroとAdagioが交互に出てきますが、Adagioは、音価をAllegroのちょうど2倍にしてください。(♩=♪)
2.Missa Brevis KV49「Kyrie」(p3~p5)
☆久しぶりに復習しました。
・最初の歌いだしは、明るく純粋な響きで
・Andanteからの3拍子は軽やかに。
・12小節のBassの音の跳躍は音が外れないよう気を付ける。
3.Requiem 「Agnus Dei」(p68~p71)
☆ハーモニーの確認とcresc.の個所確認。縦を合わせた練習。
・Aの母音が薄くなりがち。口を縦に使う。その際、音が暗くならないように。
・qui tollisの二重子音の発音は「クィ トーリス×」ではなく「クィ トーッリス〇」
・四分音符の長さは正しく。四分休符でブレス。
・7小節~8小節、21小節~23小節、48小節~51小節 cresc.
・41小節目のBassの「シシレ」の音程注意。
4.Requiem 「Communio」(p72~p80)
☆レクイエムの1曲目と音は同じですが歌詞が違うので、リズムが変わっています。
・次回もう一度やります。
【次回練習内容予定】2025年1月23日 アイセル3F大音楽室
①Missa Brevis KV49「Gloria」(p6~p13)(復習)
②Missa Brevis KV49「Sanctus」(p27~p29)(復習)
③Requiem 「Communio」(p72~p80)(復習)
④Requiem 「Domine Jesu」(p43~p50)
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