2024.10.3練習ノート
- shizuokaverdi
- 2024年10月4日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年10月20日

◆未発表モーツァルト新曲、
Ganz kleine Nachtmusik発見!
233年前亡くなった作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの未公開楽曲が、ライプツィヒ市立図書館の研究者によって発見されました。
楽譜はモーツァルトが書いた原本ではなく、1780年ごろに作られたコピーですが、筆写者が「ヴォルフガング・モーツァルト」と作曲者名をしっかり記しています。
モーツァルトのミドルネームの「アマデウス」が書かれていないということは、この楽曲が1769年以前、モーツァルトがミドルネームを名前に入れるようになったときよりも前に書かれたことになると、ザルツブルクのモーツァルテウム財団がリリースで説明しています。楽曲の長さは12分ほど。2つのバイオリンとチェロで演奏するハ長調となっています。
この作品は、モーツァルトの作品が時系列で番号が振られている『ケッヘル目録』に、「KV648」、「ガンツ・クライネ・ナハトムジーク(Ganz kleine Nachtmusik、とてもささやかな夜の音楽)」として新たに掲載されることになりました。曲自体は7つの小さな楽章で構成されていて、作曲された時期は、10歳から13歳の間と推測されるとのことです。
この曲について、モーツァルテウム財団の研究主任でケッヘル目録最新版の編集者でもあるウルリヒ・ライジンガー氏の説明を聞きましょう。
↓
『父レオポルド・モーツァルトが作成したリストから、モーツァルトが若いころに多くの室内楽作品を書いていたことがわかっています。残念ながらそれらの作品はすべて失われてしまいました。しかしこの度、偶発的な好条件が重なって、完全な弦楽三重奏曲がライプツィヒ図書館で発見されました。この曲はモーツァルトの姉ナンネルがモチーフ(主題)になっています。のちに姉ナンネルが弟の思い出として作品を保存していたと考えていいでしょう』
ドイツのメディアMDRによると、この作品は9月19日にモーツァルトの故郷、オーストリアのザルツブルクで演奏され、その週末にはドイツのライプツィヒ歌劇場でも初演奏されたそうです。
私たちも、新発見のモーツァルトの新曲「ガンツ・クライネ・ナハトムジーク」を聴きましょう!オランダでの初演です。↓
【演奏者】
S・ベルナルディーニ(Vn1)
A・ミュンク (Vn2)
M・ムンクホフ (Vc)
(2024年9月25日、オランダ、イルペンダム、聖セバスティアヌス教会)
※使用している楽器はすべて古楽器。第1ヴァイオリン(ニコロ・アマティ、1643年製)、第2ヴァイオリン(ヨハネス・クイペルス、1803年製)、 チェロ (エギディウス・スヌーク、1710年製)
なんと第1ヴァイオリンとチェロは、モーツァルトより生まれが古い!!
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10/3は田川先生のご指導でした。練習参加者は、Sop9名、Alt13名、Ten5名、Bass3名の合計30名でした。
《モツレク第11回練習》
1.Missa Brevis KV49「Sanctus」(p27~p29)
☆まず階名唱(固定度)→歌詞のリズム読み→歌詞をつけて歌う。
・丁寧に音取りの復習をしました。
2.Missa Brevis KV49「Gloria」(p6~p13)
☆Soloの部分を除いた合唱の場所を最後まで音取りしました。
・ほかのパートを感じて歌いましょう。
・4パートの出だし、リズム、音程が揃うように。
3.Requiem「Lacrimosa」(p40~p42)
☆最後まで音取りしました。
4.Requiem「Agnus Dei」(p68~p71)
☆時間が足らず、1回最後まで通してみました。
【次回練習内容予定】2024年10月17日 アイセル3F音楽室
①Missa Brevis KV49「Gloria」(p6~p13)音取り復習
③Requiem Lacrimosa(p40~p42 )音取り復習
④Requiem Agnus Dei(p68~p71)音取り
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