2024.10.17練習ノート
- shizuokaverdi
- 2024年10月27日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年11月20日
~モーツァルト探訪その6~

※ローマ・システィーナ礼拝堂での「ミゼレーレ」エピソード
計算によると、モーツァルトは人生の三分の一(3720日)を演奏旅行していたことになります。馬車の乗り心地は決して良いものではありませんでしたが、モーツァルトは旅が好きでした。
父レオポルトは、いろいろな土地を訪ね、子供たちの演奏を披露し、天才モーツァルトの名を広めていきました。さらに、高名な音楽家たちとさかんに交流し、少年モーツァルトは彼らから多大な影響を受けることができました。(写真:システィーナ礼拝堂の天井画、アダムの創造)
モーツァルトのイタリア旅行でのことです。親子は大都市ローマに辿り着き、すぐにシスティーナ礼拝堂へと向かいました。バロック初期の作曲家アレグリAllegri(1582〜1652)の合唱曲「ミゼレーレ」を聞くためです。9声部のこの曲はいわゆる「門外不出」で、この礼拝堂以外で歌ってはいけない、当然楽譜も公開してはいけないという厳しい制約が与えられていました。ところが、14歳のモーツァルトは1度聞いてほぼ全てを丸暗記し、楽譜を書き上げてしまったのです。この出来事は、父レオポルトがザルツブルクの妻に送った手紙でうかがい知ることができます。(以下↓)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1770年4月14日、ローマ
おまえはたぶんローマの有名な『ミゼレーレ』のことが話題になっているのを聞いたことがあるだろう。 この曲は大切な秘曲とされていて、教会の歌手たちはパート譜を一枚でも礼拝堂から持ち出したり、写譜したり、あるいは誰かにやったりすることは、破門をもって禁じられている。 ところが、私たちはその門外不出の曲を既に手に入れてしまっている。 ヴォルフガングが一度聴いて宿に戻り、すっかり楽譜にしてしまったからだ。
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モーツァルトが一度聴いて楽譜を書いてしまったアレグリのミゼレーレです。
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クレアカレッジ聖歌隊 指揮:ティモシー・ブラウン
10/17の練習参加者は、Sop8名、Alt12名、Ten6名、Bass6名の合計32名でした。
《モツレク第12回練習》
1.Missa Brevis KV49「Gloria」(p6~p13)
☆音取りを終えました。合唱とソリストの個所が交互に出てきます。このミサ曲は、非常に良く出来ており、アンサンブルの練習に役立ちます。曲がいいので出来上がっていくのが楽しいですね。
2.Requiem Lacrimosa(p40~p42 )

☆モーツァルトの絶筆となった曲です。(写真は、モーツァルトの自筆譜。ラクリモーサの6小節~10小節)
・最初の2小節は、2拍ずつcresc.~dim
・5小節から八分音符だが、和音の進行を感じて。
【次回練習内容予定】2024年11日7日 アイセル3F音楽室
①Missa Brevis KV49「Gloria」(p6~p13)復習
②Missa Brevis KV49「Credo」(p14~p26)音取り
③Requiem Lacrimosa(p40~p42 )引き続き音取り
~時間があったら
④Requiem Agnus Dei(p68~p71)音取り
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